公式サイトの説明によると、
手描きによるアートと360度パノラマ技術を採用し、
カメラ撮影と謎解きをゲームシステムとして融合させた、
全く新しいタイプのストーリーテリングパズルアドベンチャーゲーム
とのことです。
雰囲気はいいですね。
一部暗い場面もありましたが、明るく爽やかな感じで気持ちいいです。
カメラ撮影が謎解きというか進行に関わってくるところには多少の新鮮味はありましたが、
全く新しいタイプのゲームとまでは思えず。
一種の脱出ゲームという印象でした。
ロックを解除するための数字や記号をつきとめるというありがちなことをやらされます。
スライドパズルみたいなものもやらされます。
操作性が悪くてあまり面白くないです。
ヒント機能などはないので自力で解かないといけません。
謎解きの難易度はそれほど高くはないですが、何度か行き詰りそうになりました。
手掛かりが小さくて見落としていたからです。
手掛かりを探す作業が結構面倒です。
なんらかのアクションがとれる場所ではポインターの形が変化するので、
何かありそうだということが分かるのですが、
小さいものだと見落としがちです。
また、そういう場所以外にも手掛かりが潜んでいることがあって、
すべての場所を注意深く見て回らないといけません。
見て回るといっても、立ち位置は固定されていて動き回ることはできません。
できるのは視点を変えることだけ。
水平に360度、垂直にある程度の角度の範囲で動かせます。
これを360度パノラマ技術と称しているみたいですね。
3Dのゲームならこんなの普通でしょう!
移動できない分自由度が低いです。
そのおかげで一人称視点でも3D酔いにならなくてよいですが。
あまりパズルを解く必然性が感じられず、やらされている感があります。
荷物をスライドして奥に隠されているものを見つけるパズルとか、
スライドせずに取り除けばいいじゃん!
と思ったり、これって答え知っているよね?と思ったり。
ファンタジーかと思うようなところもあって現実感が薄いです。
クリアしてから振り返っても何をやっていたのかよく分からなくて、
すっきりしないです。
タイトルのEOSも意味が分かりませんでした。
何日かかけてクリアしたけど、プレイ時間は数時間といったところ。
ボリュームも少ないと感じました。
特に不具合はありませんでした。
70点。
次のゲームはミスティック・ピラーの予定です。
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