2025年10月1日水曜日

2025年9月の読書メーター

 読んだ本の数:37冊

読んだページ数:11151ページ

ナイス数:254ナイス


https://bookmeter.com/users/220827/summary/monthly/2025/9

■The Alien Invasion Survival Handbook: A Defense Manual for the Coming Extraterrestrial Apocalypse

★★★☆☆

エイリアンの特殊能力とかそれに対抗する方法とか色々書かれており、フィクションとして楽しめました。文章は読みやすくてすらすら読めます。ところどころに挿入されている報告書みたいなものは文字が小さくて読めませんでした。APPENDIXの小説みたいなものはつまらなくて、なくてもよかったと思いました。

読了日:09月30日 著者:W.H. Mumfrey,Grant Murray

https://bookmeter.com/books/22169423


■ゴミ箱ぐらしの聖女様~ゴミ扱いの古代魔法道具を直したり、追放冒険者を治したりのスローライフ~1 (一二三書房)

★★☆☆☆

ゴミ箱に捨てられた聖女見習いの話。そこで過ごしたのはせいぜい1日じゃないかなあ。ほとんど詐欺のタイトルですね。ほっこりするところもあったけど、色々と残念なところがあっていまいちと思いました。

読了日:09月30日 著者:富士とまと

https://bookmeter.com/books/22408646


■暗幕のゲルニカ (新潮文庫)

★★★☆☆

ゲルニカと言えば私でも知っているピカソの超有名作ですね。実物を見れば感動するのかもしれませんが、画像を見ても特に何も感じません。そのため登場人物にあまり共感できませんでした。ピカソの話と現在の話が交互に語られるのもちょっと読みにくいですね。

読了日:09月29日 著者:原田 マハ

https://bookmeter.com/books/12922574


■マリア様がみてる 7 いとしき歳月(前編)

★★★☆☆

今回も楽しめました。まだバレンタインの余韻が残っている感じの季節。三年生の卒業間近。黄薔薇様がまたやらかしたりしています。祐巳はお笑い芸人としての自覚ができてきたのでしょうか(笑)。上下巻にはなっているけれど切りよく終わっているのがよいですね

読了日:09月29日 著者:今野 緒雪

https://bookmeter.com/books/570199


■鬼の哭く里

★★☆☆☆

「ワルツを踊ろう」を思い出しました。理屈の通じない人とは関わりたくないですね。コロナの話もまたかとちょっとうんざり。最後にミステリーっぽい展開があったけど、大して面白いものではありませんでした。

読了日:09月29日 著者:中山 七里

https://bookmeter.com/books/21962106


■その無限の先へ 3 (無限書庫)

★★★☆☆

今回は鮮血の城でのイベント攻略の話。ものすごいボリュームでした。訓練での罰ゲームとか笑えますね。そして挑んだイベントは想像以上の過酷さでした。ダンジョン攻略の話も読みたかったところですが、これはこれで面白かったです。

読了日:09月26日 著者:二ツ樹五輪

https://bookmeter.com/books/22840029


■夫には 殺し屋なのは内緒です 3 (講談社文庫 か 144-21)

★★★☆☆

主人公の名前は「花川度月」。名字が「花川」で名前は「どつき」かと思ってしまいますね(笑)。殺しの腕は一級品だけど料理はからっきしの三級品。夫の浮気を疑って殺意を抱いたりしていますが、二人はラブラブでほほえましいですね。

読了日:09月24日 著者:神楽坂 淳

https://bookmeter.com/books/22494486


■美しき愚かものたちのタブロー (文春文庫 は 40-6)

★★★☆☆

タブローは絵画のこと。この著者は絵画絡みの話が多いですね。最初に読んだ「本日は、お日柄もよく」は異質だったみたい。本書も絵画に対する情熱が感じられて面白かったです。私は絵画には大して興味はないのだけど、こういう情熱を持てるものがあるのはいいことだなあと思いました。

読了日:09月24日 著者:原田 マハ

https://bookmeter.com/books/19650979


■マリア様がみてる 6 ウァレンティーヌスの贈り物〈後編〉 (コバルト文庫)

★★★☆☆

バレンタイン後編。デートをする者たちとそれが気になる者たちの話。お嬢様はハンバーガーを手づかみで食べないんですね。私だってサンドイッチは箸で食べます。前巻の謎は語られたので読者としてはすっきりしました。

読了日:09月22日 著者:今野 緒雪

https://bookmeter.com/books/570195


■氏家京太郎、奔る

★★★☆☆

鑑定人 氏家京太郎シリーズ第二弾かな。友人を助けるために奔走します。一応どんでん返しはあったけれど、終盤まではもどかしい感じ。なんで他の人が持ち込んだという発想が出てこないのかなあ。鑑定技術の進歩には驚かされますね。

読了日:09月22日 著者:中山七里

https://bookmeter.com/books/22429210


■ダンジョンに閉じ込められて25年。救出されたときには立派な不審者になっていた 1 (HJ文庫 ほ 03-01-01)

★★★☆☆

時は西暦2050年。ダンジョンで25年を過ごした男の話。あんまり未来感はないですね。掲示板なんて全然変わってない(笑)。掲示板はぎりぎり読める文字の大きさだったけど、

やっぱりいらないなあ。転生とか安直な最強とかではなく、なかなか面白かったです。

読了日:09月22日 著者:乾茸なめこ

https://bookmeter.com/books/22493635


■夫には 殺し屋なのは内緒です 2 (講談社文庫 か 144-20)

★★★☆☆

人を殺したりしているのになんかほのぼのした感じがします。それにしても簡単に人を殺しすぎですね。月のことではなく、依頼する人の話です。人を殺して問題をなかったことにしてしまうのが安直だと感じますね。

読了日:09月19日 著者:神楽坂 淳

https://bookmeter.com/books/21812834


■楽園のカンヴァス (新潮文庫)

★★★☆☆

ルソーとかピカソの絵にまつわる話。ピカソの絵の価値は私にはよく分かりませんが。プロローグのせいで先が読めてしまうところはあったけれど、なかなかひきこまれる話で面白かったです。

読了日:09月18日 著者:原田 マハ

https://bookmeter.com/books/8123913


■マリア様がみてる 5 ウァレンティーヌスの贈り物〈前編〉 (コバルト文庫)

★★★☆☆

サブタイトルはなんのこっちゃと思ったら、バレンタインなんですね。そして初の上下巻構成。バレンタインだけでそんなに書けるのかと思ったけど、色々な人の視点で書かれるのでしょう。1個目の話にも謎が残っているし、きちんと解明されることを祈ります。

読了日:09月18日 著者:今野 緒雪

https://bookmeter.com/books/570184


■魔術探偵・時崎狂三の回顧録 (ファンタジア文庫)

★★★☆☆

デート・ア・ライブのスピンオフ、魔術探偵・時崎狂三シリーズ第二弾です。今回は本編のキャラが何人も登場する豪華仕様。ダンサーやったり漫画家のアシスタントをしたり七不思議を体験したり生贄にされそうになったり。ミステリーというよりコメディで楽しめました。

読了日:09月16日 著者:橘 公司

https://bookmeter.com/books/22414969


■転生したら皇帝でした2~生まれながらの皇帝はこの先生き残れるか

★★☆☆☆

文章は割と読みやすいのだけど、いまいち面白いと思えないです。説明が多いからかなあ。

読了日:09月16日 著者:魔石の硬さ

https://bookmeter.com/books/19609563


■夫には 殺し屋なのは内緒です (講談社文庫 か 144-19)

★★★☆☆

タイトルを見てSPY×FAMILYか!と思いました。お見合いで結婚した隠密同心と殺し屋の話。殺し屋といっても殺伐した感じはなくて、苦手な家事を頑張る姿が初々しいですね。2巻も読んでみたいと思います。

読了日:09月16日 著者:神楽坂 淳

https://bookmeter.com/books/21555943


■たゆたえども沈まず (幻冬舎文庫)

たゆたえども沈まず

★★★☆☆

ゴッホとその弟などの話。あまり浮かばれない生涯だったように見えますね。著者の自由な想像で書いている部分は多いのでしょうが、著者の存在を感じさせないところがいいですね。

読了日:09月16日 著者:原田 マハ

https://bookmeter.com/books/15589290


■マリア様がみてる 4 ロサ・カニーナ (コバルト文庫)

★★★☆☆

最初の部分が毎回同じなのは無駄に感じますね。今回は生徒会選挙とお正月休みの話の二本立て。ロサなんとかは覚えられないのだけど、ロサ・カニーナは覚えられました(笑)。祐巳は庶民的で親しみが持てますね。そんな彼女のお正月は驚きの連続で楽しかったです。

読了日:09月12日 著者:今野 緒雪

https://bookmeter.com/books/577809


■かさねちゃんにきいてみな

★★★☆☆

「お庭番デイズ」の著者の別作品。上司が有能で今はうまく回っているけど、自分がその立場になったらうまくいかないんじゃないかと恐れている副長という感じの話。といっても会社の話ではなく、ほぼ全編が小学生の登校風景です。派手さはないけど面白かったです。タイトルは「間宮さまがみてる」の方がいいんじゃないかな(笑)。

読了日:09月12日 著者:有沢 佳映

https://bookmeter.com/books/6633588


■転生したら皇帝でした1~生まれながらの皇帝はこの先生き残れるか~

★★★☆☆

皇帝といっても傀儡みたいで、いつ暗殺されるか分からない状況。隠れて能力を磨いたりしています。無能でわがままな子供を演じて立ち回るところは面白いけれど、歴史の説明が長くて退屈だったりして、いまいち乗り切れないですね。一応2巻も読んでみたいと思います。

読了日:09月11日 著者:魔石の硬さ

https://bookmeter.com/books/18958304


■凶乱令嬢ニア・リストン 9 病弱令嬢に転生した神殺しの武人の華麗なる無双録 (HJ文庫 み 07-01-09)

★★★☆☆

かなり前から言及されていた追放の話がようやく語られました。回収までが長すぎますね。それにしてもまさかあんな落とし穴が(笑)。舞台が変わって撮影の話がなくなりそうなのは残念ですが、面白くはなりそうです。

読了日:09月10日 著者:南野海風

https://bookmeter.com/books/22834543


■本日は、お日柄もよく (徳間文庫)

★★★☆☆

最初の結婚式のスピーチ辺りはとても面白くて先が楽しみだったのですが、選挙の話になってしまってちょっと残念。政治とかにはあまり興味がないんですよねー。とは言え十分に面白く、言葉の力が実感できる内容でした。

読了日:09月10日 著者:原田マハ

https://bookmeter.com/books/6851967


■マリア様がみてる 3 いばらの森 (コバルト文庫)

★★★☆☆

今回は白薔薇様絡みの2本立て。1本目はいつもの祐巳と暴走する由乃でコミカルになっていましたが、2本目はシリアスで切ない白薔薇様の過去の話でした。挿絵については同感です。電子書籍なら挿絵を表示しないモードとか作れないんですかね。

読了日:09月10日 著者:今野 緒雪

https://bookmeter.com/books/577807


■ラス・マンチャス通信

★★★☆☆

主人公視点でしか語られないこともあって色々と説明が行き届いていませんが、なかなか強烈な内容で独特の味と異様な雰囲気がありました。つまらなくはないのだけど面白いも言い切れず、不快に思う人も多そうな内容でした。「有村ちさとによると世界は」も読もうとは思ったのだけれど、Kindle版が見当たらなかったので断念しました。

読了日:09月08日 著者:平山 瑞穂

https://bookmeter.com/books/531934


■メイドなら当然です。7 濡れ衣を着せられた万能メイドさんは旅に出ることにしました (アース・スターノベル)

★★★☆☆

音楽性の違いだかなんかの事情で解散したメイドさん一行。ソロだと止める人がいないのでやりたい放題という感じになったりして面白かったです。その後再結成して全国ツアーに?

読了日:09月08日 著者:三上康明

https://bookmeter.com/books/22514112


■王様のプロポーズ8 薔薇の使徒 (ファンタジア文庫)

★★★☆☆

ラブコメ色が強いですね。クールな彩禍様はどこへ行ってしまったのか。プロポーズされてどうなることやらと思ったらとんでない事態に。となったところで後編に続く。まとめて一気に読みたかったですね。次が早く出ることを祈っておきましょう。

読了日:09月08日 著者:橘 公司

https://bookmeter.com/books/22756952


■逆ソクラテス (集英社文庫)

★★★☆☆

娯楽のための読書は雑草を育てているようなものだなんて言った人もいるけど「僕はそうは思わない」。逆とか非とか、ではないタイトルの短編集。小学生とか少年が主人公の、価値観の押し付けを打ち破ろうとしたりする話。なかなか面白かったです。

読了日:09月05日 著者:伊坂 幸太郎

https://bookmeter.com/books/21329199


■マリア様がみてる 2 黄薔薇革命 (コバルト文庫)

★★★☆☆

Kindle本のタイトルには2とついてはいるけど、開いてみると2とは書かれていなくて、これって本当に2巻なのかと混乱してしまいました。多分元の書籍には巻数がついていなかったのを、電子化するときにつけたんでしょうね。ベタなところもあったけど、今回も楽しめました。黄薔薇の話がメインでしたかね。祐巳の凡人百面相とか祥子様とのイチャイチャ?とかも楽しいです。

読了日:09月05日 著者:今野 緒雪

https://bookmeter.com/books/577806


■エンタメ小説家の失敗学~「売れなければ終わり」の修羅の道 (光文社新書 1239)

★★☆☆☆

自分の失敗をぐちぐちと語る自伝みたいな内容でした。本が売れないことを嘆き、たまに売れたら不本意な出来であったことを悔やむ。失敗続きだったけどそのときそのときは必死で他の行動はとれなかったみたいなことをあとがきで書いていて、実に不毛だと思いました。ノンフィクションに見せかけたフィクションだと思えば楽しめるかも。「プロトコル」は読んだことがあり、面白かった記憶があります。本書を読んで「ラス・マンチャス通信」を読んでみたいと思いました。

読了日:09月05日 著者:平山 瑞穂

https://bookmeter.com/books/20572620


■少年名探偵WHO-透明人間事件- (講談社青い鳥文庫 GO!GO! 506-1)

★★★☆☆

透明人間による盗みの予告。少年名探偵WHOが鮮やかに事件を解決します。ボリュームは少なくてちょっと物足りなかったけれど、この著者らしい内容で楽しめました。

読了日:09月03日 著者:はやみね かおる

https://bookmeter.com/books/533387


■転生しました、サラナ・キンジェです。ごきげんよう。4 ~婚約破棄されたので田舎で気ままに暮らしたいと思います~ (アース・スター ルナ)

★★★☆☆

今回もやらかしましたサラナ・キンジェです。ごきげんよう。サラナ視点だとマンネリ気味なのか、他の人物視点が多いと感じました。

読了日:09月03日 著者:まゆらん

https://bookmeter.com/books/22703601


■死神の精度 (文春文庫 い 70-3)

★★★☆☆

えるしつているか死神はミュージックが好き。他のことには大概無関心。死神の制度はよく分かりませんね。ずれた会話が面白いことは面白いけれど、コメディーとしてもミステリーとしてもドラマとしてもちょっと物足りないと思いました。

読了日:09月02日 著者:伊坂 幸太郎

https://bookmeter.com/books/22380165


■マリア様がみてる 1 (コバルト文庫)

★★★☆☆

有名みたいなので手をつけてみました。憧れの先輩に急接近してドキドキする話。舞台はリリアン女学園。ユリアンじゃないの?と思ったけど、百合はリリーだからやっぱり百合ですね(笑)。「祥子」の読みが「さちこ」というのはなかなか慣れられませんでした。話は楽しめたので続きも読んでみます。

読了日:09月02日 著者:今野 緒雪

https://bookmeter.com/books/578859


■ケチる貴方 (講談社文庫 い 163-1)

★★★☆☆

「ケチる貴方」「その周囲,五十八センチ」の2編。冷え性に苦しむ女性と足が太いことに悩む女性の話。前者は途中からファンタジーなのか病は気からということなのか、ちょっと現実味がなくなりました。後者はそういう意味では現実味があったけれど、人の名前がイニシャルトークみたいになっているのが気になりました。人の名前なんかどうでもいいという主人公の心情を表しているんですかね。

読了日:09月01日 著者:石田 夏穂

https://bookmeter.com/books/22279479


■【悲報】お嬢様系底辺ダンジョン配信者、配信切り忘れに気づかず同業者をボコってしまう: けど相手が若手最強の迷惑系配信者だったらしくアホ程バズって伝説になってますわ!? (4) (ガガガ文庫 ガあ 11-38)

★★★☆☆

あの予知能力みたいなのは仕様がよく分からないですね。本当の予知ならもっと早く分かるはずでしょう。あんなに遅いとあまり役に立ちそうにありません。全然リアリティーはないけど、勢いがあって一気に読まされますね。次も楽しみです。

読了日:09月01日 著者:赤城 大空

https://bookmeter.com/books/22687120


■ようこそ実力至上主義の教室へ 3年生編2 (MF文庫J)

★★☆☆☆

このシリーズはまあまあ面白いのだけど、文章はあまりうまくないと思う。言葉の使い方が不適切と思うことは多いし、「賢明」と「懸命」を間違えるようなしょうもない誤字もときどきあります。引き込まれる面白さがあれば気にはならないのだけど、今回は気になりましたね。

読了日:09月01日 著者:衣笠彰梧

https://bookmeter.com/books/22713472

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