2025年12月20日土曜日

探偵撲滅

14人の探偵が連続殺人鬼と対決する、探偵シミュレーションアドベンチャー。

とのことですが、ほとんどサウンドノベルでした。


・アドベンチャーパート

・捜査シミュレーションパート

・真相解明パート

の3つのパートがあり、アドペンチャーパートがとても長いです。

このパートはたまにちょっとした選択肢が出てくるくらいで、ゲーム性なし。

ボタンをポチポチ押してただ話が進むのを見ているだけ。

これなら小説を読む方がいいですね。

最初のうちはひきこまれる展開で楽しめていたけど、

だんだん退屈になってきます。

登場人物の名前は憶えやすくていいですね。

名前というかニックネームでしたので。

アドベンチャーパートではいつでもセーブができます。


少しずつ進めていましたが、ずっとアドベンチャーパートで、

全然ゲームをやっている気になれませんでした。

数日かけてようやくゲームらしいチュートリアルが始まりました。

捜査シミュレーションパートです。

時間がかかりそうだったので後日ゆっくりやることにして、

セーブしてやめようとしたら、セーブができません!

タイトルに戻るを選んでみたら、一応再確認はあったけど、

セーブしたところ以降の進行は消えますけどいいですか?

みたいな警告は一切なく、オートセーブもなし。

最後にセーブしたところからやり直すしかありませんでした。

これはムカッときましたねー

特に分岐も選択肢もなかったので全部早送りして進めるだけで済みましたが、

結構時間をとられましたね。

なんて不親切な作りなのでしょう。

このパート中にセーブができないのはいいとしても、始まる前にセーブさせろよ!

このパートは失敗するとパートの最初からやり直し。

何度も失敗するところもあって嫌になってきたりします。

気分転換のために他のゲームをしたりすると、最後にセーブしたところからの再開です。

捜査シュミレーションパートは探偵たちに指示を出して証拠品を見つけたりするもの。

時間制限もあります。

時間制限といってもリアルな時間ではなく、ターン数の上限が決まっていて、

規定のターン数以内に所定の成果をあげないと容赦なくゲームオーバー。

ターン制なので落ち着いてやれるのはよかったですが、面白みは薄いです。

各キャラに推理をしろと指示することはできるけれど、プレイヤーが推理する要素は全くなし。

時間制限以外にもゲームオーバーになる要素があって、突然死したりします。

ある証拠品を検証すると罠の位置が明らかになって、その罠にひっかかるとゲームオーバー。

行動を指示できないキャラが勝手に動いて罠にひっかかるのでクリア不可能じゃないかと思いました。

罠の位置が明らかになることによって罠をよけやすくなるのだと思っていたのですが、

罠の位置が分からないときに罠にはひっかからないみたいです(笑)。

つまり、その証拠品を検証しなければ罠を恐れる必要はないのです。

なにそのわけの分からない仕様。

透明な敵にやられてゲームオーバーとなるところもありました。

ここは何度もやりなおすはめになって心が折れかけましたね。

そこを越えると、あとは簡単でした。

どちらにしてもあまり面白みはありませんでしたが。

情報が事前に開示されていなくて先が読めないところが嫌ですね。

証拠品が増えたり、捜査ポイントが増えたり、介入できるキャラが増えたりで、

どんなに頭のいい人でも初見で確実にクリアすることはできないでしょう。

キャラが移動できる距離が短くて、1時間でそれっぽっちしか移動できんのか!と思います。

途中から任意の場所に移動できるようになったみたいですが、

この移動について説明を受けた記憶がありません。

いつの間にかこの機能が追加されたみたいです。

これ気づかないとクリアできないんじゃないかなあ。





捜査シミュレーションパートで所定の成果をあげると、真相解明パートに移ります。

このタイミングでセーブしますか?と聞いてきます。

ここで聞けるのなら捜査シミュレーションパートに入るところでも聞けるだろ!

真相解明パートはすぐに終わるので私はここでセーブしたいとは思いません。

このパートは三択クイズに答えていく形式で、正解率に応じてランクが表示されるみたいです。

不正解が多いと多分ゲームオーバーになるのでしょう。

私はほぽランクSでたまにAだったかな。

ここも推理というより記憶力を試すクイズみたいな感じであまり面白みがないですね。

そして次の章のアドベンチャーパートへ。


音楽はまあまあ。

一部不快な効果音があったりしました。

ガチャガチャうるさくて何の音だか分からなかったんですが、

多分あれは武装探偵の足音ですね。

グラフィックはぼちぼち。

キャラの画像は同じものを使いまわしていますね。

アニメーションもそのキャラの画像を動かすだけで、しょぼく感じます。

うなずく動作を表すのにキャラの画像を上下に動かしたりしているので、

かなりの違和感があります。

ストーリーやキャラはまあまあ。

こういうゲームにはよくあることですが、文章が表示される場所が狭いので、

ボタンを押す回数が多くて面倒。

文章が表示される速さが遅すぎたり早すぎたりで読みにくかったりします。

誤字も結構ありました。

「反論の予知がない」とか(笑)。


ゲームとして面白いところはほぼなかったですね。

ストーリーは悪くはないのだけど、それを読まされるだけで、

ゲームをやった気にはなれませんでした。


65点。


次のゲームはTents and Treesです。

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