私が遊んだのはPS5版です。
遊んだのは随分前のことですが。
木の横にテントを置くだけのゲーム。
数独とかイラストロジック系のパズル。
こういうパズルが好きな人は楽しめると思います。
ルールは、
・すべての木の横にはテントがある
・木とテントの数は同じ
・テント同士は接しない
・各行、各列にいくつテントがあるのか数字が書かれている。
という条件で、すべてのテントの位置を特定するというものです。
テントの数が書かれていない行や列があるものの出てきます。
木の横にはテントがあるとは、木の上下左右4マスのどこかにテントがあるということです。
テント同士は接しないとは、テントの周り8マスには他のテントは入らないということです。
結構簡単で割とさくさく解けます。
ここをテントと仮定して進めていくと矛盾するからここはテントじゃない!
みたいな深い読みは必要ありません。
調子に乗って進めていると破綻することもちょくちょくありますが。
既に置いたテントを数え忘れるというミスをやらかしてしまうんですね。
そこだけ気を付ければいいかなという感じでした。
ノーミスでクリアできると気持ちいいです。
ものすごく面白いというものではありませんが、ついついもう一個やってしまう、
ぷちぷちをつぶすような地味な面白さがあります。
音楽も悪くないし、操作性もいいです。
テントがないと確定したマスは○ボタンを押して草原にします。
このとき○ボタンを押したまま十字キーを押していくと、
連続して草原にすることができます。
しかも、テントと確定したマスや木のあるマスにも移動でき、そのマスには影響がない
という親切な仕様です。
つまり、途中に木やテントがあっても、未確定のマスだけを草原に変えることができるわけです。
木のマスで○を押すとペアとなるテントと線で結んでくれる機能もあります。
これは木とテントかの数が多くてごちゃごちゃしているときに分かりやすくなります。
ほとんど使いませんでしたけど。
親切なヒント機能もあります。
ここはテントだとかテントじゃないとか教えてくれる上に、
その根拠もそれなりに教えてくれるので考え方の参考になると思います。
私はどんなヒントが出されるのかなとちょっと見てみただけで、
実際に困ってヒントを見たことはありません。
ヒントを見るとその回数が記録されるみたいなので、ヒントなしでクリアしたいのですが、
うっかり□ボタンを押してしまうとヒントが表示されてしまうのが危険ですね。
ヒントを見る確認を入れるか、ヒントを無効にできるとよかったです。
ステージは結構たくさんあります。
クリアしたステージの数に応じて解放されていくようです。
私は順番に全ステージをクリアしました。
最小は6×6から、最大で12×12くらい。
それぞれのサイズについて、簡単、難しい、数字が隠れているの3パック。
1パックは20ステージなので全部で(12-6+1)*3*20=420ステージですかね。
「難しい」のも結構さくさく解けるので「簡単」との差がよく分かりませんでした。
数字が隠れているものも、当然理詰めで解けるようになっているので、
むしろ難易度的には低くなっていると感じられます。
私は最短で20秒。サイズが大きいものでも大体数分でクリアできます。
クリアに要した時間も記録されるんですが、破綻したときは最初からやり直しているので、
そういう場合は実際にかかった時間よりもずっと早い記録になります。
答えを覚えておいてやり直せばとんでもない記録が出せるでしょう。
なので、所要時間の記録はあまり意味がないと思いました。
ステージが広くなったり、テントの数が隠されたりと、
難易度に多少の変化はありますが、やることは大体同じ。
見た目の変化にも乏しく、長くやっていると飽きてきます。
クリアした数に応じてテーマも解放されます。
テントや木の見た目などを変えられるもので、テーマを変えるとちょっと変わった気分で遊べます。
ミニマリストが解放されてからはずっとそれでやっていました。
メニューに実績という項目があったので見てみたら、トロフィーのことでした。
テントのみおいてクリアとか所定の時間でクリアとかありましたけど、
あまり意味がないですね。
一回解いて答えをメモして、それを見ながらやれば簡単に達成できますよね。
私はトロフィーには全く興味がないのでどうでもいいんですが。
クラシック・パックとデイリー・パックというのがあって、
私が全部クリアしたと書いたのはクラシック・パックの方です。
デイリー・パックは日替わりで問題が変わるみたいなので手を出さなかったのですが、
クラシック・パックを全部クリアしても全テーマが解放されなかったため
仕方なくやってみました。
新しい問題に挑戦できるのはいいですね。
しかも、クラシック・パックにはなかった大きさの問題もあります。
クラシックでは最大12×12のサイズだったのに、デイリーの方では20×20なんてものもありました。
デイリーパックのおかげで全テーマを取得できました。
このゲームにはエンディングはないみたいですので、これで終わりにします。
特に不具合はありませんでした。
75点。
おまけで上級?攻略テクニックを書いておきます。
下図のように、テントの数が1,2,3と分かっている行があったとします。
1木■■■■■■■■■
2■■■■■木■■■■
3■■■■■■木■■■
?木■木■木■■■木■
木とテントが同じ数なので、木とテントは一対一に対応します。
1,2の2行内にはテントが3個ありますが木は2個しかありません。
3行目には木が1本しかありませんので、それに対応するテントはその木の上です。
1木■■■■×××■■
2■■■■■木テ×■■
3■■■■■×木×■■
?木■木■木■×■木■
すると、2行目の木に対応するテントはその木の左と確定します。
1木■■×××××■■
2■■■×テ木テ×■■
3■■■×××木×■■
?木■木■木■×■木■
2の行のテントはすべて確定しましたので、残りのマスは×です。
1木■■×××××■■
2××××テ木テ×××
3■■■×××木×■■
?木■木■木■×■木■
1行目の木のテントはその木の右と分かり、1行目がすべて確定します。
また、3行目のテントの配置は1通りしかないので確定します。
4行目も確定します。
1木テ×××××××
2××××テ木テ×××
3テ×テ×××木×テ×
?木×木×木×××木×
複数の行や列に注目するこのテクニック。使わなくても解けるとは思いますが、
これが使えるとかなり爽快感があります。
次のゲームはイース8(PS5版)の予定です。
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